フリーターのデメリットはどこにある?

「収入がきちんとあればフリーターとしてずっと働いたっていいじゃないか」という意見を持つ人は少なくないよね。自分も以前はそう考えていた時期があるよ。ただしこの働き方には「収入の少なさ」や「社会的信用が得にくい」などのデメリットがあることを覚えておくのは大切だね。
パートやアルバイトとして勤務すると大抵は時給で給料が支払われるよね。継続的に勤務して行けばもちろん昇給することはあるけれど、正社員として働く場合のように「昇進して大幅に年収アップ」ということはまずないんだよ。
だから生涯年収で比較すると、正社員とフリーターでは数千万円の差異が生じる可能性もあるんだ。また活用できる福利厚生が少ないというのもフリーターのデメリットと言えるよね。
正社員であれば家族手当や住宅手当が支給されたり、子どもができれば育休制度を活用することもできるよね。対照的にフリーターは給与以外に支給される手当はほとんどないし、育休を申請すれば雇用契約そのものを解除される可能性の方が高いんだよ。
フリーターとして働いている人は周囲から「働く意欲がない人」「収入がない人」と見られることが多いよね。特に顕著なのは金融機関で、少額のローンを組もうと思う場合でも、「正社員ではないから」という理由で審査を通らないケースがとても多いんだよ。
この「社会的信用が低い」というのはフリーターとして働きながら家族を養っている人にとっては大きなデメリットと言えるよね。